来年は院試か…

 今日は空きコマである3・4限に志望している大学・専攻の院試の過去問を見た。 3年生にもなり大学で学部生として学ぶべき内容は大体終えていると自負していた、院試は落ちることがほとんどないという風の言い伝え この2点から余裕のよっちゃんで解けるものだと思っていたが現実はそう甘くなかった。実際に手を動かして解いたわけではないが、解けるのは大体6~7割といったところだろうなと感じた。

 

 実際の試験ではここにプレッシャーや苦手な英語試験の項が効いてくるため見込める点数はそれよりも低くなるのは明らかだ。 「単位を取るのに6割が必要」と考えると、内部生はそれ相応に単位を取ってきたから4年生になっているのであって、知識が抜けたとしても少し勉強をし直せば6割以上の力を得るのは容易いことだろう。更に大学の教員陣が重視している、つまり期末試験や演習etc...で取り扱ったことのある問題に似通った問題が多く出題される(東工大の院試にはその傾向はあった)ことを考えると一度解いた問題なだけあって対策もしやすく更に内部生が有利になる。これらを踏まえると7割は確実にとれるようにしておかないと門前払いで終わる気しかしない。

 

 ギリギリで大学院に合格したとしても、自分の第一志望の研究室に行けなければわざわざリスクを冒して他大院を受けた意味がない。確実に自分の第一志望の院がもし人気だったりしたら8割だったり9割だったりを狙っていかなければいけないのではないだろうか・・・と思うと普通に厳しいなというのが現状だ。

 

 院試を今回見て気づいたのはそれだけでなく、自分の履修の仕方も間違えていることに気付いた。これはどこの院でも当てはまることだろうが、基礎+専門の2部で試験が構成されている。"専門"は名前の通り深いところまで込み入った問題は出題され、僕の志望先では「物理学」、「物理化学」、「無機化学」、「有機化学」、「生化学・分子生物学」の中から2つ選択する。僕はこの中だと物理学と生化学は未習であり無機化学があまり得意ではないので、物理化学と有機化学を選択するつもりであった。物理化学の方はまぁ何とかなると感じたが、有機化学の問題にはある程度の合成有機の素養をつんでいないと解けそうにない大問があり、合成有機化学の講義をめんどいからいっかwと言いながら2Qに履修しなかった僕は泡を吹いた。いやいやいやいやと半泣きになりながら藁をもすがる勢いで無機化学の問題を見たら固体化学をやってないと厳しそうな問題があって気絶した。固体化学もめんどいからいっかwと言いながら2Qに履修をしなかった自分を恨んだ。大学の卒業に必要な単位を揃えて満足してしまった意識の低い僕が痛い目にあうのはまぁ自業自得であるし、1年前に気付けただけでも良かったとしよう。大学の同期に土下座して合成有機化学講義ノートを写させてもらうしかないッスネ。

 

 院試についてはまだまだ課題がある。それは滑り止めに生工の生体分子コースの院試を受ける予定であった(現在所属している東工大理化は毎年京大理化と院試が被る)のだが、どうやら生化学が"専門"の試験として生化学の分野が必ず出題し解かなければならないらしい。もちろん生化学なんて一切勉強していない。滑り止めで滑りそうです、さようなら。

 

とりあえず勉強をしなきゃいけないことが分かったのでちょいちょいやっていこう。。。 つらい。